X-ファイル シーズン7 全体の感想
Dlifeでシーズン7が終了。残すはシーズン8,9。X-ファイル2016公式サイトで評価は高くはなく、「シリーズ全体に息切れを感じないでもない。もしかしてネタを出し尽くした?」とありました。公式なのに。
「外れ」は多かったように感じますが、それでもいいエピソードもありました。簡単ではありますが、ネタバレ満載で、良くも悪くも印象に残ったものをあげてみます。全話見ていますが、記憶に残らなかったものは書いていません。
>>> さらに詳しく は各エピソードの詳細記事にリンクしています。
第1話 第2話 第六の絶滅 Part1-2
モルダーとスカリーのより強い信頼関係を実感したという点で、私は良かったと思います。突っ込みどころも少なくはないんですが、それを上回る好印象。ダイアナとスカリーの対決もありました。スカリーの圧勝でしたが。
Part2のエンディングはモルダーとスカリーの、恋愛ではない強い絆を感じさせる、本当にいいシーンです。
第4話 ミレニアム
カウントダウンのイベント中とは言え、モルダーとスカリーの初キス。うーん、やっぱりそっち行くかという印象。モルダーの視線は明らかにキスを狙っています。でもシーズン6の「トライアングル」の中で、スカリーはスキナーとキスしてるんですけどね。あっちの世界のスカリーとモルダーもしてましたけど(スカリーの強烈右ストレート付き)。
第7話 オリソン
コレあんまり好きじゃない。スカリーの美しい顔に鼻血。困ります!どうもスタッフはスカリーに鼻血を出させたがるようですが、この演出はまったくもって理解不能。他でも何度か見ましたが、美しい顔に鼻血は似合いません。
不意打ちとはいえ、コールガールがこの犯人を完全KOまで追い込んで、逃げ出しているのに、銃を持ったFBI捜査官が拘束されてしまう矛盾。スカリー危機一髪系は他にもありますけど、どれも痛々しくて好きになれません。
第8話 偉大なるマリーニ
シルクハットのスカリーが激カワ。これだけでも見る価値はあるかもと言えば大げさですね。ほんの数秒だから。マジックがらみの詐欺事件(未遂)なので超常現象はありません。
第9話 神のお告げ
ジャンプに連載されていた、ナルトに出てくる大蛇丸のようなのが犯人。FBI特別捜査官とはいえども生身の人間ですから、太刀打ちできるわけもなく逃げられます。でも「怪人系」には逃げられるケースも少なくないようです。 >>> さらに詳しく
第10話 第11話 存在と時間 Part 1-2
サマンサ問題に一応の決着。どっかで再会を期待していた私には到底容認できない結末。納得いくもんかー!!それに百歩譲ってまあ身内のサマンサはともかくとして、アンバーリンやハロルドの息子は一体どうなる!
アンバーリンなんか最初にお母さんが犯行声明というか、脅迫状みたいなのを書いていたのに、アレは一体どこへ行ったやら。FBIなんですから、継続して捜査しないと。Part1,2と続きものはいいエピソードが多いという印象が壊れてしまったです。残念。
第13話 ファースト・パーソン・シューター
突っ込みどころも多くはありますが、スカリーの戦闘服はモルダーよりもキマってました。救出されたモルダーを諭す。という結果を予想していただけにこれは意外。
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第15話 旅
スカリーとスモーキングマンが旅をするという驚愕のエピソード。X-ファイルらしい結末ではありますが、これはS7の中でもかなり面白い。
スモーキングマンが「君を以前から愛していたと言ったら?」と言いますが、もしかしたら100%嘘ではないかもしれません。狙撃される寸前のスカリーを助けたのはスモーキングマンだったし。 >>> さらに詳しく
第17話 宿縁
事件は起きません。スカリーの内面の変化を描いたエピソード。冒頭に二人の関係が進んだことを匂わせるシーンがあって、まあそうなんでしょう。これが最終話にもつながる・・・かもしれない。 >>> さらに詳しく
第18話 ブランドX
たばこは悪だ!タバコなんか吸うヤツはこんな目にあうんだ!禁煙したい人にXファイルが全面協力!と言った感じ。
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第19話 ハリウッドA.D.
モルダーとスカリーの映画を製作、公開というところで自分の中で無駄に期待値を上げ過ぎてしまったかも。見所はモルダー、スカリー、スキナーの泡風呂ぐらいでしょうか。特に髪をアップにしたスカリーは驚きの可愛さ。 >>> さらに詳しく
第21話 三つの願い
「アラジンと魔法のランプ」のモルダー版。 >>> さらに詳しく
第22話 レクイエム
次シリーズにつなげる形での、X-ファイルでは王道のシリーズ最終話。今までにも生死不明で終わったりとかはありましたけども、それにくわえてさらにもう1つ次につながる出来事が用意されていました。 >>> さらに詳しく
シーズン4や5が本当に充実していたので比べると少し厳しいかもという印象。でも「外れ」がちょっとばかり多めだった、ということでしょう。にしても、サマンサ問題の決着の付け方だけは絶対に納得がいかんのですけど。
スカリーとスモーキングマンのお泊まり旅行「旅」とか、スカリーの内面の変化を描いた宿縁も今までにはないパターンで楽しめました。
シーズン6ぐらいからあったかもしれませんが、スカリーの長めのジャケットに白いシャツ。これはかっこいいです。スカート姿よりも絶対にいい!「黙っててもキレイ」という女性としての基礎体力がハンパ無く高い方ですから何をやってもキマるんですが、シンプルなほうがよりスカリーの美しさが際立つように思います。シーズン8も是非!そのスタイルでお願いしたいものです。
というようにスカリーの美しさにさらに磨きがかかった。これだけははっきりと自信を持って申し上げることができるシーズンでありました。