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X-ファイル シーズン9 第11話 オードリー

X-ファイル シーズン9の第11話オードリーの感想です。

ドゲットとレイエスの絆。というところで、かなり良かったです。反面、スカリー様が医師という立場から冷淡に見えたり、キーとなる人物の死亡があったりと、イマイチ納得のいかないところもありました。

でも、いいです!今までに、シーズン9 本当にダメなのか?とか、やれんのか!とか、余計なこと書いてどうもすいませんでした!

★★★★

シーズン9序盤の第4話 4-Dとは逆のパターン。4-Dもいいですけど、こちらのほうがよりいいです。男ドゲット、レイエスの回復の鍵を握るオードリーに涙の懇願はなかなかの感動シーンでありました。

ハデさはありません。政府の陰謀もなければ、今までの謎解きがあるわけでもありません。怪人の襲撃からドゲットが身を呈してスカリーを守って銃で反撃するとか、傷ついたスカリーをお姫様抱っこして去るとか。わかりやすい形ではないし、いかにも「X-ファイル」といった感じでもありませんが、ドゲットとレイエスの絆を感じさるいいエピソードです。

 

脳死状態に陥った(担当医の陰謀だけど)レイエスとドゲットの橋渡し役になったのが、タイトルのオードリー。見覚えがあると思ったら、シーズン3 第8話 土牢に「ルーシー」で出ていた方でした。役柄も当たらずとも遠からず。でしょうか。

土牢では確かにお亡くなりになったはずだけど・・・生きてたの?とも思いましたが、違いました。土牢では、幼い子供の命と引き換えに自らの命をという役柄でしたが、今回こそはレイエスを救うことで、自分のカラを破り新しい道を!と願いましたが、レイエスを脳死状態に陥らせた悪徳医師に殺されてしまったのは残念。

悪徳医師によってレイエスと同じ状態に陥ったおじさん二人も助かってほしかったけど、そうならないのがX-ファイルの常。こちらも残念。

開始早々に、レイエスからドゲットにまるで愛の告白と言ってもいいような会話がありました。「あなたは誠実だし、頼りがいがあるし、一緒にいるとホッとするし」「あなたは人を裏切らない」などなど。

それに対して意味ありげな表情を見せるドゲット。この時の心境としては「よっしゃ!!」だったかもしれませんが、応えることなく、「じゃあ月曜に」と。

これがドゲットの回想(妄想?)につながります。回想では、そのあとレイエスとのキスシーンに。自分の気持ちに正直であるべきだった!というのがあったのかもしれません。レイエスが事故にあったのは、ドゲットを自宅まで送り届けた後なので。

ドゲットさん、踏み込みません

その妄想シーンを踏まえて。今回のラストではドゲットが回復したレイエスを家に送り届けますが・・・「おやすみ」と告げただけ。オードリーに「伝えたいことがある。このままじゃあ・・・」と言った、「伝えたいこと」って「おやすみ」かい。

まあ、こんなところも男ドゲットの人柄が出ているんでしょう。実直さというか不器用さというか。でもこれはこれですごくいいのではないかと思います。X-ファイルは恋愛関係でない絆がいいわけでして。恋愛感情があってもお互いの心に止めておく今の関係こそが新鮮だし、それがあってこと「相棒」も成り立つわけです。

「4D」と「オードリー」でドゲットとレイエスの絆がしっかりと描かれたのにシーズン9でおしまいというのが、どうにもこうにも納得いかないというのはありますが。