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X-ファイル シーズン9 第17話 解放

X-ファイル シーズン9の第17話解放の感想です。

シーズン8「冥界の使者」から引っ張って来たドゲットの息子ルーク殺害事件に終止符が打たれたエピソード。ドゲットには辛いお話ですが、長年の苦しみから解放されたことで、いいエピソードです。

★★★★

これでドゲットがまた違った面を見せてくれるかもしれないし、レイエスとの関係にも何か変化があるかもしれないし・・・と思ったんですけど、そんなことはありません。なぜならX-ファイルはあと3話で終わりだから。もうちょっと早くコレを見たかったなといいうのはあります。

もう終わりだから、解決しとかなきゃ!という「駆け込み感」もなくはないけど、放置されるよりはずっといいし、同じく「主人公の身内の事件」を扱ったモルダーの妹のサマンサ問題に終止符を打ったエピソードよりはずっといい出来でした。

真犯人はニコラス・レガーリ

ルーク殺害事件の真犯人はレガーリ。スカリーの生徒のヘイズに疑いをもっていくような流れもありましたが、これはないですね。身元を偽って入学できるほど、FBIアカデミーってユルいの?と突っ込みたいですが、真犯人はレガーリ。でもわからないのは、最後にレガーリはなぜドゲットに対し、「オレが真犯人だよ」とばかりの話を聞かせたのか。

ビジネスマン=フォーマーと思わせたかったのか。あるいはドゲットに疑われたところで、オレにはフォーマーがいるとタカをくくったのか。

「真犯人はレガーリ」と確信したからこそドゲットが銃を抜いて、店を出て行くレガーリを追ったわけでして。そこで待ち伏せしていたと思われるフォーマーがレガーリを射殺。シーズン9から登場し、まったく何の存在感もなかったフォーマーが少しだけ存在感を示した場面でもありました。ここはドゲットが撃たなくて良かったと思います。フォーマーがレガーリとつながりがあったことには驚きましたが、やっぱりこの人の存在意義がわかりませんでした。

 

頑固で不器用で真っすぐなところがドゲットの魅力ですが、それが元で(特に)スカリーとぶつかることも。今回は「解放」ですからこれ以降はきっと一皮むけたドゲットが見れるはずです。ってもう終わるんですけど、遅い。これは少なくともシーズン9のせめて真ん中に持って来るべきでした。「解放」されたドゲットがレイエスやスカリーと、どんな関係を築けるのか、見たかったなと。

不調続きのシーズン9ですが、ドゲットとレイエスの関係を中心に描いた物は良くできています。少し前のオードリーとか、対になっている「4-D」とか。今回はX-ファイル的要素はありませんが、シーズン9の中ではいい出来です。