クワンティコ FBIアカデミーの真実 第5話 無実の訴え

Dlifeで放送中のクワンティコ FBIアカデミーの真実 第5話「無実の訴え」の感想です。

★★★★★

レックスのとんでもない過去が明らかになったり、アレックスがインターネットで無実を訴えたり、その発信地点をFBIの捜査チームが取り囲んだりと。それなりに面白くはあるんですが、所々に入るチープな設定のガッカリ感はけっこうハンパないでレベルでした。

今回のポイント

● アレックス、インターネット番組で無実を訴える

ニューヨークを拠点とするハッカー集団「アンノウン」の協力でアレックスはインターネットのインタビューで無実を訴えます。この作戦は成功し、新聞の見出しが「爆破犯」から「ハメられたのか?」と変わりました。

最初はニット帽をかぶり暗くてわかりにくかったんですが、アンノウンのお二人。ダンカンとミアが「この人達が捜査官候補生になれば?と思うぐらいのいいキャラ。ダンカンは、今までの出演者の中では誰よりも間違いなくイケメン。一応ケイレブ君がイケメン枠ではあるようですが、レベルが違う。ミアもなかなかの雰囲気を感じさせてくれる女性でありました。今後のご活躍を期待します!

FBIはこの動きを察知していて、発信地点に捜査チームを送り込みますが、またもあっさりと逃げられます。これだとFBIってこんなに無能なの?という印象も受けてしまいます。が、そんなことより。誰がこの情報をFBIにリークしたのか?
わかりません。ここは突っ込みどころじゃないのかもしれませんが。

● アレックスのとんでもない過去

これだと、爆破犯と疑われても仕方ない?というアレックスの過去が明らかになりました。母を守ろうとしてFBI捜査官である父を撃ってしまった後、母シーターはアレックスをインドに送りますが。

  • インドでのアレックスの同行者はアミール・サラーム。
  • このヒト、バングラデシュのナイトクラブ爆破事件の犯人
  • この時期アレックスが会った人10人が殺害される。

爆破事件の犯人と同行していた過去を持つ人間をFBIが採用するというのも不思議ですが、ここまでは調査できなかったのかもしれません。まあともかく、この過去は怪し過ぎて、しかもアミールのことを「彼は悪い人じゃない!」って。いや、でも悪い人じゃないなら爆破事件を起こしたりはしないのでは?

実はアレックスが真犯人。ってことはないんでしょうけども。

● シェルビー、アレックス側に

前回からアレックスに拘束されていたシェルビー。インターネットのインタビューでの受け答えとか、アレックスとの会話の中で感じることがあったのか。解放された後も、リアムにはアレックスに不利になるようなことは言いませんでした。

解放された後は「ふつう」に戻ってました。その前はあまりにもケバくてビビリましたが。今回はシーツ1枚のサービスカットあり。

 

大きな動きはそんなところでしょうか。今回サイモンが実は過去に「イスラエル国防軍」だったことが明らかになります。見た目に反して格闘技の心得があるところも納得なんですが、これはイライアスがサイモンを執拗に追いかけた結果。何なんでしょうね、イライアスのこのこだわりは。わかりません。

 

今回のチープポイント

● 演習中に突然始まるラブシーン

アメリカの方って、チャンスさえあれば演習中だろうが、人の会社の中だろうが、本能優先なんでしょうかね。まずはケイレブとシェルビー。場面が変わってアレックスとライアンがおっぱじめます。

ライアンはリアムに「二度と彼女と寝るな!」(次はオレの番だから?)と釘を刺されていたのに。ロマンスあってもいいんですけど、これだとしょぼいBGMと相まってチープ感満載。特にケイレブとシェルビーは、痴話喧嘩のレベルですからね。

● 双子捜査官の存在理由

ニマもレイナもキャラクターとしてはいいんです。美人だし。でも「一人がFBIに報告している間に、一人が捜査をできる」というおばちゃん次長・・・コレって中学生レベルの発想では?

うーん、双子の時点で悪い予感はしてたんだけど、見てる人は「ああそうか」と納得するんでしょうか?少なくとも私は「え?このヒトってマジでそんなこと考えてるの?それで研修部の次長が務まるだなんて・・・」

今まで理由がわからなかったので、ここは強烈なガッカリ感。

● 遂に事件の全貌が!?

明らかになりません。ミランダはリアムに「アレックスを狙う理由」を問いただします。「一杯おごってくれたら全てを話す」とリアムは答えたので私、すんごく期待したんです。

リアムはミランダに全てを明かします!ただし視聴者にはわかりません。

元恋人で元相棒というミランダとリアムですが、このお二人の夫婦漫才のような会話は何とかしてほしい。二人揃うと途端に存在感がなくなるというか・・・重要人物なんですけどね。

 

と、まあ色々書いてしまいましたがこれも次回に対する期待というところで。気になったのはサイモンは主役を除けば、出演者の中で一番キャラが立っていると思いますが、時折見せる笑いがどうもすんなりと信じていいのかな?という感じがします。今はアレックスをサポートしてはいますが。

X-ファイル シーズン9 第10話 神託 Part2

Part1に比べると消化不良の感が否めません。少なくともスカリーの息子の父親問題は解決するんではないかと・・・明確には解決しませんでした。

★★★★★

まずは、ドゲット。Part1では頼もしいところを見せてくれたんですが、最後にカルト教団の女が運転する車にはねられてしまい、今回は冒頭で意識不明の重体であることが判明・・・これではPart2でドゲットの活躍が見れない。

ローンガンメン。Part1でスカリーに息子を託されますが、カルト教団の女に銃をつきつけられ・・・ここでPart1終わり。ローンガンメンの皆さんですから、きっと何か裏技を使って撃退したんだろうと思ってたら、スカリーから託された息子をあっさり誘拐されてしまっていました。

イリアム殺害未遂の真相

前回、間一髪でスカリーが食い止めたウイリアム殺害ですが、今回その真相が明らかになります。でも少しわかりにくい。整理してみるとこんな感じ。

● カーシュがUFOカルト教団にコーマー捜査官を潜入させる

● UFOカルト教団のリーダーは異星人ウエルカム!な思考。異星人が地球を支配すると信じている。

● ウイリアム未来の救済者。だから善と悪が奪い合う

● 父(つまりモルダー)が殺されない限り、ウイリアムは父とともに異星人に戦いを挑む

● モルダー死亡説が出た以上、ウイリアムは異星人の救済者。だからウィリアムが生きていると人類は地球上から消滅する運命

● FBI捜査官がそんなことを見逃すわけにはイカン!ということで潜入中のコーマー捜査官が決死の覚悟でウイリアム殺害を決意。

 

ウィリアム誘拐の真相

カルト教団のリーダーは、異星人ウエルカム!ですから、入植の際には異星人の救済者になるはずであろうウィリアムを確保した。

モルダーは死んだと思っていたがどうも違うみたいなので、「モルダーの首をもって来る」ことを条件にスカリーと息子を会わせても良い。

 

もしかしたら見落としもあるかもしれませんが、こういうことなんでしょう。しかし「死んだと思っていたがどうも違う」というのが何とも・・・そんな重大なことをよく確かめなかったんでしょうか。

根本的に、こんなカルト教団のおっさんの予言なんてアテにならんのでは?というのが率直な感想。明確な根拠がどこにもないし、ただただ、怪しげなカルト教団のリーダーの妄想に振り回されてしまっただけのような印象でもありました。

だいたい異星人が入植してきたら、地球人なんて邪魔なんだからいくらUFOカルト教団ですって言ったところで、異星人側に始末されるのがオチだと思うんですけどね。

教団側ではないにせよ、カルトの言葉を妄信してしまったのはコーマー捜査官。結果的に洗脳されてしまったのかもしれません。普通に考えたらウイリアム殺害よりもまずは「保護と観察」に考えがいくはず。

ドゲットに語りかけた声

意識不明のドゲットが聞いた声。ドゲットは回復後にレイエスに「君か?」と聞くシーンがありましたが、ドゲットさん。そんなのモルダーに決まってるじゃん!

カルトのメンバーが間抜けすぎた

最初に円盤に閉じ込められて死亡した二人。動き出したんだからボサっと見てないで逃げないと。極めつけは最後。どう見ても激しい振動とともに、発進しようとしているのに、みんな突っ立ったまま。当然全滅。

男前のレイエス

今回もレイエスは良かったです。スカリーさんはFBIを全く信用せず暴走がちでしたが、しっかりとスカリーをケアしていました。突っ走るスカリーに戸惑うような表情も見せましたが、レイエスがいなければ、スカリーはコーマーを殺害していたかも。

「(ウイリアムの)存在を否定する理由はどこにもない」「コーマーの言葉はあなたを陥れるまやかしかもしれない」というレイエスの言葉はスカリーを救ったと思います。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第4話 射殺命令

Dlifeで放送中のクワンティコ FBIアカデミーの真実 第4話「射殺命令」の感想です。

★★★★

いよいよ目が離せなくなってまいりました。面白いです。おばちゃん次長の身の上話とか、退屈でチープな場面はありましたが、次々に明らかになる事実と、謎のばらまき。とっとと次回を見たい!という気にさせられます。

タイトルの「射殺命令」は、逃亡中のアレックスに対するもので、命令を出したのは前回から登場したクレイトン・ハース部長。アレックスを犯人に仕立て上げて射殺してしまえば真犯人側にとってはこんな都合のいいことはないわけで。ということは、クレイトンは真犯人を知っているんでしょうか。

今回のポイントと事実

● ライアンに「アレックスを自主退学に追い込むよう」に指令

出したのはオコナー。理由は「FBIには不適格と判断したから」。ということなんですが・・・ライアンは納得しません。誰が不適格と判断したのか。単なるオコナーの独断なのか。自主退学させたら犯人に仕立て上げることができないのでは?それにほんとに自主退学させたら話が終わっちゃうけどいいの?

ライアンは、「シカゴの一件」とやらでオコナーとトラブルがあったような会話がありました。オコナーのやらかしをライアンが目をつぶったような感じ。でもオコナーはライアンが「家に帰れる」ことをエサに潜入捜査をさせている?

しかも「潜入捜査はウソ」「オマエはFBI研修生」と、あれれ?な展開。ライアンって潜入捜査中だったはずなのに。ま、オコナーさんは真っ黒です。

● FBIの急襲部隊がアレックスの隠れ家を捜索

導いたのはアレックスの隠れ家を知っていて、協力しているサイモン君。クレイトンはアカデミーを退学になったサイモンを捜査官として潜入させます。

サイモンはクレイトン部長に「僕は信頼されているからもっと情報を引き出せる」と言いますが、真犯人ではないアレックスから引き出せる情報なんかないし、そんなのは逮捕後にやればいいことです。

で、急襲部隊の到着を知ったサイモンはアレックスをなぜか逃がします。アレックスを取り逃がせばサイモンが真っ先に疑われるはずですが。

サイモンはかなり重要な役割を担っているようです。ゲイも偽装でした。退学になったとはいえ、後半では普通に指令センターに顔を出していたので、正規のFBI捜査官ってことでいいんでしょうか。

● シェルビー・ワイアットが登場

サイモンの協力で「ワイヤー」の製造会社がシェルビー一族の会社と判明。アレックスはシェルビーを疑い、サイモンを連れて家に侵入しますが、ここにシェルビーが帰宅し、お互いに銃を向け合う展開に。アカデミー時代は可愛かったのに、今はメイクがケバ過ぎてびっくり!のシェルビーちゃん。

ここにライアンが登場、シェルビーは当然ライアンがアレックスを逮捕するものと思いましたが、ライアンが銃を向けたのはシェルビー。サイモンがシェルビーの銃を取り上げ、丸腰状態に。ライアンとサイモンはその場を立ち去ります。

だけど、これではシェルビーを殺害でもしない限り、ライアンの立場がないのでは?今のところアレックスがシェルビーを拘束してはいますが、殺害するとは思えません。このままだと、シェルビーは「ライアンが容疑者を逃がした!」とFBIに報告しないわけがない。

 

以下、それほど大きくもないと思われるネタとしては

● サイモンのゲイは偽装

分析官研修生、イライアスとの会話で判明しますが、イライアスは「自称、サイモン君」と呼んでいたのでサイモンの何らかの秘密を握っており、捜査でもしてるんでしょうかね。あれだとあからさま過ぎますが、サイモン君を徹底マーク。

● 双子捜査官の目的が判明

前回、双子捜査官候補生の一人が消えましたが、今回はミランダにカンタンに見つかり説得され戻ってきました。しかしいくら特例で1人部屋を割り当てられているとはいえ、会話が他の部屋に聞こえるような気もします。

●ケイレブ、以外といい奴?

人質救出訓練中にビンチになったニマをしっかりサポートしていました。分析官としては優秀なのかも。最初に見た時は、こんなやつがFBIに入ったら、X-ファイルの「ブラッド・フォーマー副長官」みたいな役立たずになるんだと思っていました。すまん!ケイレブ。部長と同じ姓なのでなんか関係がありそう。

● ライアンとバスケス、できる

卒業後はライアンとバスケスがカップルのようにも見えます。ライアン君はセンスがあるとは言いがたいのでは?少なくとも今回までのライアンはアレックスといい感じだったんですけどね。オコナーに命じられた潜入捜査はともかくとして、どう見てもライアン君はアレックスに惹かれています。捜査対象として見る目つきではありません。

ライアンのウソがわからない

今回でますます「アレックス側」の立場がはっきりしたライアン。でもライアンがオコナーに「アレックスに撃たれました!とインチキ証言したから、今の状況があるわけで。あの撃たれた発言の意味が未だにわかりません。

真犯人は当日のアレックスの服装を真似て、アレックスが出た部屋に潜入。そこでライアンを撃ったとか?でもそれだとライアンが確実に来るという保証が無い限りは・・・うーん、わからんです。

X-ファイル シーズン9 第9話 神託 Part1

今までに見たシーズン9で一番面白いエピソードです。シーズン9に入ってからやや不調続きという印象があったので、これはすごく良かったです。

★★★★

今回のポイント

今回はスカリー(と息子のウィリアム君)が中心。そうなるとドゲットとレイエスが頼もしく見えます。ドゲットはシーズン8の「カッコいいドゲット」だし、レイエスもしっかりとスカリーをサポート。

今までに私が感じたシーズン9の違和感は、前にも書きましたがドゲットとレイエスにスカリーが協力するという3人体制。これだとにぎやかなのは結構なんですが、ドゲットとレイエスが「スカリーがいないと解決できないチーム」にも見えてしまうことも。かと言ってスカリーが出ないのは困るし。

スカリーは捜査官ではありませんが、事件の中心になることで「頼もしいドゲット」と「実はちゃんとしてるレイエス」が際立ったような印象です。レイエスは、ジョン・ドーではカッコいいところを見せてくれましたが、それ以外では得意の「宇宙エネルギー」も「霊感」もそれほど活躍せず、どうも私の中では立ち位置が中途半端な印象でした。今回は特にスカリーのメンタルをサポートする存在ですごく良かったと思います。

反面、スキナーが少なくともPart1では上層部側なので、そうなると悲しいかな、スキナー、カーシュ、フォーマで3馬鹿トリオに見えてしまう。カーシュはそれなりの存在感があるんですが、どうもスキナーが向こう側についてしまうと、イマイチ感が否めません。

 

今回の本当のポイント

私の中では「人間関係満足度」は高くてもエピソード自体はちょっとわかりにくいです。過去ネタまで持ち出してきて、相変わらずの伏線ばらまき。忘れちゃってることとかない?って心配になります。もうX-ファイル自体の終盤なのに。

ウィリアムの命が狙われる。これが今回のメインイベントです。

ウィリアムの命を狙うのは、カーシュがUFOカルト教団に潜入させたコーマー捜査官。潜入させた理由が「モルダーの命に危機が迫っているから」ということなんですが。

●カーシュ達はどこでその「モルダーが危機」の情報を手に入れたのか。

●モルダーの危機が仮に本当だとしても、なぜUFOカルト教団に捜査官を潜入させる必要があるのか。

●あげくの果てには「モルダーは死んだ」との連絡を最後にコーマーとは通信が途絶えた。

●スキナーは「スカリーを苦しめたくない」からこの件を秘密にしていた。

 

いやもう訳がわかりません。モルダーとUFOカルトとの関連がさっぱり・・・カーシュやスキナーはドゲットやレイエスには今回の件を秘密にしているし。ちゃんと最初から説明していれば、ウィリアム襲撃だって避けられたかもしれないのにさ。

それに時間の流れからいくとスキナーの気遣いは矛盾しています。コーマーからの更新が途絶えてからどのくらい経ったのかはわかりませんが。何かもっと隠しているような気がしますが、これはこれでいいのかも。

 

今回はスカリーの母、マーガレットさんが深夜に出かけようとするスカリーに向かってなかなか母親らしい、いい言葉をかけます。私もそれでいいんじゃないかって思うんですけどねえ。マーガレットさん、上品でお若い頃はさぞかし美人だったはず。ま、スカリー母ですから当然なんでしょうけど。

「だったら何があろうと、守るべきだわ。この子は神の贈り物 生まれたこと自体が奇跡だわ。神に感謝しただ受け入れるべきでは?」
母さん、いいこと言いますね。私もこれでいいじゃんって、思います。

 

最後、ドゲットがあの距離なら仕留めると思ったんですが、外してしまいました。今回はカッコいいドゲットなので、仕留めてくれると思ったんですが。で、ウィリアム襲撃時のスカリーとは逆のパターン。瀕死の重傷を負ったカルト教団のメンバーとおぼしき女を激しく尋問。あわてて、止めるレイエスとスカリー・・・違いました。

それにしても宇宙人は何を考えて、円盤の外側に聖書やコーランの言葉を書いたのか・・・

クワンティコ FBIアカデミーの真実が楽天SHOWTIMEで配信開始

早くもクワンティコ FBIアカデミーの真実楽天SHOWTIMEで配信になりました(ただしDlife放送終了分のみ)。

確かDlifeでは「日本独占放送」と謳っていたので、あれっ?と思いましたけどね。

まあそんなのはいいんですが、1話が432円で2日間(HD)とまだまだ高めです。レンタルだけで購入は今のところないですし。

X-ファイル2016が同じ2日間でも216円でしたから何と倍!確かに面白いドラマではありますが、Dlifeでは期間限定ですが見逃し配信があるので、気になる方はこちらをお見逃しなく。ということですね。

他に配信サイトが増えたので追記します。

Google Play

2日間 350円(SD)  450円(HD)2日間

シーズン 6,675円(SD)  7,6250円(HD)

シーズンとは言っても、Dlife未放送のものまで視聴できるわけではなく、「新しいエピソードが配信されたときに視聴可能になります」というものです。

U-NEXT

1話 324円〜 プラスこれに月額料金がかかります。配信終了が早そう。

 

「見逃し配信」までも見逃してしまった方には楽天SHOWTIMEGoogle Playはいい選択肢。もし自分が見逃してしまったら今であれば間違いなく、どちらかを利用します。それだけ面白いです。

私は海外ドラマに詳しいわけでも、好きでもなく、単に「X-ファイルが好き」なんですが、十分に楽しめるドラマ。「青春ドラマ」的な要素がそこそこ出て来るのと、BGMにチープ感があるのは不満ではありますが、「次が気になる」という点ですごくいいドラマです。

クワンティコ FBIアカデミーの真実を楽しむポイント

ネットで情報収集をしない。コレに尽きます。ってなんじゃいって思われそうですが、一番困るのが「ネタバレ」ですよね。クワンティコに関しては、Dlife公式サイトでスケジュールを確認する程度。あとは視聴するだけです。

なので私もこんなブログをやってはいますが、放送分の感想は書きますが、見たものと、Dlife公式サイト以上の情報はありません。妄想による犯人予想などは書きますが。

X-ファイル シーズン6 第8話 レイン・キング

シーズン6定番となりつつあるコメディ系。この事件を軸にした人間関係の顛末が、ほのぼのとした感じでした。詐欺師のレイン・キングはロクな結果にならないだろうなあと思いきや、ハッピーエンド。X-ファイルにしては珍しく万事がメデタシメデタシ。

好き嫌いはあると思います。でも私はすごく楽しめました。中途半端なサスペンス系よりもずっと楽しめます。

★★★★

このエピソードのポイント

FBI特別捜査官の二人がカップル誕生に力を貸すという、ラブコメディです。結果としてそうなったんでが、それでもモルダーとスカリーの役割は同じような感じ。

主役は天気予報士のホーマン。ちょっと冴えないですがいい奴です。実はホーマンこそがレインキングなんですが、シーラという女性に対する思いが異常気象を引き起こしていたと、モルダーは突き止めます。

モルダーは結果はともかくアプローチとして「行けや」なんです。まあ実際それしか手はないんですが、「言えよ!ホーマン」シンプルでわかりやすい。

対してスカリーは、突然のホーマンの告白に戸惑うシーラをちゃんとケアしてます。これが決め手になった感じ。

X-ファイル史上最強キャラクターかも

意図的ではないにせよ、天候を左右するというのはもしかしたらX-ファイル史上最強キャラクターかも。シーラが「FBIなんて怖い」と言っただけでモルダーの泊まっている部屋に竜巻を起こし牛を落とすという荒技を披露。

こんなことができるんならシーラに「あのタバコ吸ってるおじさん、何だかこわーい」って言ってもらえば、政府の秘密組織の一つや二つカンタンにぶっつぶせそうではあります。

スカリーの表情

今回もスカリーさん、様々な表情を見せてその美しさと魅力を発揮してくれます。特にモルダーに電話でホーマンに口説き方を教えると言った時の表情が吹きそうなほど

誰が教えるの?(スカリー)
僕ですよ もしもし?スカリー。聞いてるのか?

スカリー、しばし固まる。その後「あなた最後にデートしたのはいつ?」と。

いつでしたっけ?ってわからないけど大学時代の恋人が出て来たエピソードがあったような記憶が。それに確か事件解決後にスカリーと二人で車ででかけたことがあったはず。「クリスマス・イブの過ごし方」だってデートみたいなもんじゃん。

突っ込みどころ

スカリーとは友達で満足だ」これはホーマンにスカリーとの関係を聞かれたモルダーの答えなんですが、シーズン6が始まる前の映画「ファイト・ザ・フューチャー」ではスカリーとキス未遂があったじゃんか!

このシーズンの「トライアングル」ではスカリーに「愛してる」なんて言ってるし。スカリーには「やれやれ」って返されましたがモルダーさん、嘘こいてます。

だいたい冒頭、市長の歓迎を受けてスカリーを奥様と間違われた時の嬉しそうな表情はなんだよって。

スカリーはシーラと、それは自分の体験ですか?とも思えるような会話がありましたね。

「今までは友達とは思っていても、ある日突然スイッチが入ったように恋をする」といったような内容なんですが、単なる例なのか、あるいは今のモルダーとの関係を体験として話しているのか。わかりません。

最後はシーラがホーマンとの間に生まれた子供をあやしているところでおしまい。X-ファイルの中では異例とも思えるようなハッピーエンドでした。

クワンティコ FBIアカデミーの真実 シーズン1 第3話 裏切りの影

Dlifeで放送中のクワンティコ FBIアカデミーの真実の第3話 「裏切りの影」の感想です。

★★★★

今回もなかなか面白かったです。「青春ドラマ」的な描写があったり(勘弁してほしい)、BGMがチープとか、オコナーとミランダは相変わらず夫婦漫才だったりといろいろありますが、面白さのほうが勝ちました。

謎と伏線をいっぱいバラまいてくれますから、それが次回への期待につながります。タイトルの「裏切りの影」ですが、多分これはサイモン君のこと。

今回のポイント

今回のポイントは何と言ってもサイモン君。ほかにも細かな新事実は明らかになりますが、メインはサイモンです。

まさか、サイモン君が・・・というのがあってこれが今回の一番の驚きでした。キャラが立っているとは言いがたいメンバーの中で、このヒトはなかなか存在感を示してくれています。窮地に陥ったアレックスを助けるのはこのヒトかも?とチラっと思たんですが、違いました。まあ助けるには助けましたが。

● 逃亡中のアレックスが向かうのはサイモン宅。これはライアンのアドバイスによるもの。サイモンにもライアンからの連絡あり。

● サイモンはアカデミーを退学になっていた

● サイモンの協力で「ケーブル」が事件のカギとなることが判明。さらに証拠についていたアレックスの指紋がアカデミー入学時のものと判明する(アレックスは研修中に指をケガしているので、指紋には傷が入っている)。

● サイモン、実は警察に通報?警報が鳴りアレックスを逃走させる。

● その後アレックスの潜伏先をサイモンが訪ね、今後もアレックスに協力するような流れになるが、サイモンは実は捜査官で潜入捜査中。今回初登場のFBI部長クレイトンからの連絡があり。

 

サイモンが退学になっていたことには驚きましたが、その後潜入捜査官になっていたのは更に驚きでした。クレイトン部長が電話で「アッシャー捜査官」と呼んでいたので、これは間違いないですね。

退学の原因は今回は明らかになりません。でもアレックスが「私はいつも味方をしていた」と言ってサイモンも否定しなかったので、成績不良とかじゃなくて、対人関係などのトラブルが原因と思われます。

オコナー黒幕。これは多分間違いのないところだとは思いますが、ライアンは密かにアレックスを支援しているのか。ここがまだわからない。あの、「レックスに撃たれた」が何を意味するのか。まだ理解できていません。

それに黒幕オコナーさんは、今までの流れから言って今後確実にアレックスと「教官と生徒」以上の禁断の関係に陥るはず。アレックスを罠にハメるという過程での「些細な出来事」に過ぎないのか。想定外なのか。想定内なのか。

女性としてあまりにもストライクだったため、罠にハメる予定が、その前についハメてしまった・・・(すいません)。

サイモン関係でもうひとつ。サイモンがミランダに「大義のため」と答える場面がありました。これはどうなんでしょう。

「大義」はテロにもつながるような感じもあります。実はミランダもグルとか?アレックスをかばっているミランダですが、テロ事件に関して何かを知っているようにも見えます。何かを知っていて、しかもアレックスがハメられたという確信があるからこそ、逃がした。としておきます。

 

今回の新事実

  • レックス、ライアンに父を撃ったのは母ではなく自分であることを告白。
  • レックスの父のFBI捜査官としての過去の記録がオコナーからアレックスに渡される。
  • レックスの母シータは、かつて自分の夫とオコナーが何をやっていたか知っている。コレを聞いたオコナーはキレ気味。
  • FBIがアレックスの母を拘束。テレビで娘に自首するように呼びかけさせる。
  • アカデミー次長、ミランダの息子はなんかやらかして、拘留中。もうすぐ仮釈放。
  • 双子研修生の一人が、どっかに消えた。
  • シェルビー、ネットを使いどこかに大量の送金。
  • 今回から登場のFBI部長はクレイトン・ハース。一度退学になったものの、親の強力なコネで分析官候補生としてアカデミーに戻って来たのはケイレブ・ハース。雰囲気が何となく似ていないこともない。

 

今回もいっぱい謎と伏線をバラまいてくれました。早くもこんなにたくさん、回収できるんかいという気がしないこともないんですが、これはこれで楽しめる要素だと思います。ちょっと多くなって来て、把握しにくくなっては来ているので、また機会がありましたら整理してみます。

やっぱり気になる夫婦漫才

ダメですねえ。気になり出すと止まらない。重要人物なのにミランダとオコナーが会話をすると、どうもちゃっちいというか、夫婦漫才に見えてしまいます。オコナー単体でならそこそこの存在感はありそうなんですが、お母さん次長が絡んで来るとどうも・・・ファションのせいでしょうかね。よくわかりません。

 

卒業後の行方がわからない人

今回はサイモンが出て来たので、これで卒業後の行方がはっきりとしていないのはアレックスと同室だったシェルビー、イスラム系のニマとレイナの双子。分析官研修生のケイレブ。こんなところです。シェルビーがまだ出て来ないのが気になりますが、次回予告ではシェルビーとアレックスが銃を向け合うシーンも。気になります。