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X-ファイル シーズン9 第5話 蠅の王

蠅の王というぐらいですから、それなりの奴が出て来て、「悪魔」に関しては並々ならぬ知識を誇るレイエスの活躍かなあと思っていたら全く違いました。

残念だったのは、X-ファイルを見ていると、この話って簡単に見えてしまうはず。虫を操るのか、本人が虫なのかわかりませんが、ハリーポッターのお友達、ロン・ウィーズリーにちょっと似た高校生ディランが犯人で、高校の理事長だか校長の母親が昆虫人間の親玉。

★★★★★

これは見ても、見なくてもどっちでもいいです。とちょっと投げやりになってしまいました。もうファイナルシーズンなんだから、残された問題を1個1個解決していこうや!という思い込みが私は強すぎるのかもしれません。

昆虫ネタなんて過去に何回もやってて目新しくもないし、本筋と離れたこんなことやってて大丈夫なの?シーズン8のあの素晴らしいエンディングを上回るようなシーンの構想はちゃんとあるんですか!?といったところ。

今度はシーズンの終了じゃないですからね。X-ファイルの終了なんですから。と、愚痴は続いてしまうんですが・・・

唯一の見所は

スカリーにアプローチをする昆虫学者のロッキー・ブロンジーノとのやりとり。スカリーを見ながら「来て良かった」とか「母親なの」と言われてもひるまず「母親も女だ」と返すブロンジーノ先生。念願かなって最後はスカリーに人口呼吸されてますが、どう見たってにやけてます。

でも残念ながら見所としてはそれだけかなあというのが率直な印象。最初にも書いたように、あっという間に犯人がわかってしまうし、動機もなんとなく想像がついてしまう。最後は母親と二人で町を出て行くというのも「ああ、やっぱり」と。

冒頭の高校生の「おばかビデオ」が割と長くてちょっとイラつくし。

ロッキー・ブロンジーノ博士がいなければ、一体どうなっていたんだろうと思わされました。

大丈夫か?X-ファイル

最後はディランが好きな子に思いを伝えたようなシーンがあるんですが、ディランも母親も人を殺していますからね。ハッピーエンド的な終わり方には激しい違和感。

「奇跡」がどうしたとか「魂」があーでもないこーでもないとかいうナレーションが最後にありますけど、そんな高校生の男女交際なんかよりも、この二人が起こした殺人事件を何とかしなきゃ。母親は教育関係者なんだから、せめて自首するぐらいの心構えを見せてほしかった。グランドフィナーレに向けて大丈夫か?X-ファイル

参考までに、そんな人はいないと思いますが、X-ファイルの昆虫モノを見たい!という方にはシーズン3の「害虫」がおすすめです。同じ昆虫学者でもナンパ男ではなく、女性学者のバンビ先生が可愛い。X-ファイルゲスト史上屈指の可愛さと言い切ってもいいです。