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X-ファイル シーズン6 第18話 ミラグロ

シーズン6

スカリーが大したことなさそうな男に、さほど抵抗もせず心惹かれ、あわや・・・というのは以前にも見た記憶があるんですが、今回もそれ。ちょっとイライラします(S1 #14 性を曲げるもの)。

そんなピンチに銃を構えて突入するモルダーがやたらと頼もしく見えます。モルダーとバジェットだったら絶対モルダーだよなって思うんですが・・・

★★★★★

積極的にお勧めするようなエピソードではありません。1回見ればおしまい。これなら前半のコメディ回のどれかを見た方がずっと楽しめます。特にトライアングル

売れない作家、バジェットが書いた小説が現実になって、死んだはずの男が次々と殺人事件を起こすという、なかなかイケそうなエピソードなんですが、作家のスカリーへの恋心がからんできて、男になんとなく惹かれていくような過程にいらいら感が。

で、バジェットさんは惹かれるような感じの男性ではなく、キモ系。今度はスカリーを題材にした小説を書き始めます。ホントはスカリーと同じところが良かったけど、空部屋がなかったので、モルダーの隣に引っ越してきたというドニー(S2 フェチズム)並のストーカー。そう、文章を書くドニーなんです。なので見ている方としては、もやもや・・・これも書いた小説が現実になるということなのかなと思っていましたが。

スカリーも「ぞっとした」と言っているのに、さしたる抵抗も見せずに言われるがままに部屋に入ってしまったり。でもあとでそれは、「モルダーの気を引くため」とパジェットが判断するんですが。可愛いとも思えますが、まどろっこしくもあり。スカリーがそんなことするのかいな、というのもあります。

小説がこれまた長い。小説だからいいんですけど、なんだか中二病

あーでもない・・・こーでもない・・・ぐたぐたぐた・・・あーでもない、こーでもない・・・ぐたぐたぐた・・・ええーい!売れない作家の小説なんか聞きとうないわい!と、思ってしまいます。まあこういう演出だってのはわかっているですけど。

「彼女はあまりにも美しく、官能的過ぎた」というのはわかりましたが、そんなの見れば誰でも普通にわかる!あ、でもこれ小説か。

今回のわからん

バジェットの意に反し、蘇った殺人犯ケン・ナシアメントは、小説の結末が「スカリーの死」であることを告げます。でも小説の最後を、「僕は彼女をあきらめ、幸せを願った」とすることで救われるような気もするんですが、そうカンタンにはいかないんでしょうかね。釈放された時に、「僕は勘違いしていた。彼女はすでに恋をしている」と言いますが、それをそのまま書け。それで済む話だ。

この「実行犯」は素手で心臓を抜き取るという「物理的」な攻撃が可能なので、少なくともその時には実体化するはずで、スカリーの銃がことごとく「すり抜けて」しまっていたのは、何とも納得できません。ってこんなこと言ってたら楽しめないのかもしれませんが、あんま、大量出血して横たわるスカリーは見たくないなあっていうのがあります。

何か報われない悲しい恋物語的な面も感じたんですけど、その前にこのヒト、結果的に殺人幇助というか、実行犯ではないにせよ、殺人犯でもあるわけで。売れない小説のせいで何人も死んでいるわけですから、作家の悲しい恋物語的な描写には違和感があります。

男運がなさそうなスカリー

スカリーを演じているジリアンちゃんはどうだか知りませんが、X-ファイルのスカリーさんは、その高すぎるスペックが災いしているのか、男運がなかったり、おかしなのに思いを寄せられてしまうことも。

フェチズムのドニーをストーカー1号とすれば、今回のパジェットはストーカー2号。アカデミー時代のジャックにしても、教官なので不倫疑惑がないこともない。それにあとでとんでもない目にあいますし。

名前忘れましたけどS1の「性を曲げるもの」でもあわや、なんてシーンもありました。そう考えると、「吸血」のハートウェル保安官なんて良かったかも。コメディですけど。

唯一、スカリーに思いを寄せる登場人物でまともなのはペンドレル捜査官(合掌)だけです。