映画「X-ファイル 真実を求めて」の感想

X-ファイル シーズン9のその後を描いた(ハズの)映画「X-ファイル 真実を求めて」を見ました。

残念なことになんとも微妙な映画。私にとって最大の関心であった、あの後の皆様の消息はまったく不明で不満タラタラ。劇場版第1作「X-ファイル・ザ・ムービー」が良かっただけに、この落差には唖然。

★★★★★

まあ、スカリーさんはシーズン9から少しお年を召されても相変わらずのお美しさなので、ちょっと甘めに3点ってところでしょうか。

シーズン9の最終回で自らの危険を顧みず証言したギブソン、マリタ、スペンダーはもちろんのこと、「潰されるだけだ(モルダー)」に対し「覚悟はできている(レイエス)」、「それが我々の使命だろう(ドゲット)」とかっこいいところを見せてくれたX-ファイルの後継者の方々も消息不明。

あの後、一体どうなったのかと興味はその一点だっただけに消化不良感がハンパありません。リアルタイムで見ていればまた違った感想もあったかもしれませんが、コレなら興行的にはコケてしまったのでは?と思わざるを得ない内容でした。

アマゾンプライムで見たんですが、
「真実を求めて」→単体じゃ売れないからプライムに入れちゃえ
X-ファイル・ザ・ムービー」→単体でも売れるからプライムには入れない。
そんな考えも浮かびました。契約とかなんとかあるのかもしれないけど。

 

主な登場人物

スキナー副長官・・・チョイ役

ドゲット捜査官・・・登場せず

レイエス捜査官・・・登場せず

ギブソン・プレイズ・・・登場せず

マリタ・コバルービアス・・・登場せず

ジェフリー・スペンダー・・・登場せず

ウィリアム君・・・登場せず

無敵兵士の皆さん・・・登場せず

我らが影の政府の皆さん・・・登場せず

 

一体この方達はどこへ行かれてしまったんですか!ということなんです。モルダーは逃亡生活というよりただの引きこもり。しかも恐らくスカリーに養ってもらっているみたいだし、だいたいパートナーのスカリーは逃げも隠れもせず堂々と病院に勤務しています。

これは何からの理由によって「無敵兵士」の皆さんは消滅してしまったと考えるしかありません。

つまりこの映画は、

まあ色々あったけど、面倒なことは抜きにしてとりあえずモルダーもスカリーも元気でやってるよ。

これが最大のテーマではないかと思います。事件そのものはさっぱりX-ファイル的ではないし、捜索のカギを握るジョー神父なる人物が「小さい男の大好き」という、スカリーが露骨に嫌悪感をあらわすのも無理はない設定。スカリー、そうだ!もっと言ってやれ!なんて思いましたね。

肝心のモニカバナン捜査官も救えず、ちょっといい感じのホイットニー局長まで死んでしまい・・・

モルダーもスカリーも元気でやってる様子がわかって一安心ってことでしょうか。映画であればミソロジーをテーマにしてほしかった。というよりもそうあるべきなんです。申し訳程度に、今さらサマンサの事も少し出てきましたけど、どうせなら今回の映画で

サマンサは実は生きていた!遂にモルダーと再会!メデタシメデタシ

ぐらいのインパクトがあっても良かったのではないかと思います。