X-ファイルの不満な設定

いかにX-ファイルといえども、すべてにおいて素晴らしい!というわけでもなく、「えー、これはちょっと」と感じる点もいくつかあります。こちらもカテゴリ分けする予定ですが、ひとまずは始めたばかりなので、とにかく記事を書いて行こうと思います。

接近戦に弱い

X-ファイルの設定の中でもかなり不満な点。接近戦というか、格闘戦とでもいいいましょうか。FBIのスペシャルエージェントなんですからその辺の訓練も受けているのではないかと思うんですが、どうも弱々しく感じることも少なくないんです。歯がゆいというか。ああ、また負けちゃうなって。

シーズン7の第7話「オリソン」では、刑務所から脱走した犯人にスカリーが狙われて、自宅に潜んでいた犯人に拘束されてしまいます。それなりに、反撃はするんです。膝蹴り入れたりとか。でも結局は拘束されてしまう。

犯人は脱走した後、コールガールを呼びますが、このおねーさんにKOされているんです。何やらタダならぬものを感じたおねーさんは、ほぼ不意打ちとは言えどもタオル1枚まいた姿で、何かその辺あったものを叩き付けてのKO。

スカリーさんは不穏な雰囲気を感じて、銃も持っていたし、用心はしていたし、タオル1枚じゃなくてちゃんとパジャマ着てたし。

待ち伏せされたというのはありますが、FBI捜査官ですから、なんとしても制圧してほしかったです。

同じ結末だとしても、制圧したあと、飛び込んで来たモルダーの声も聞こえず、犯人に向かって引き金を引くスカリーなんてことでも良い訳でしてね。

これは、シーズン2「フェチシズム」からの続きなんですが、ここでも犯人は大学で同じ講義を聴いていた女子学生にぶっとばされたあげく、留置場行きになっています。

類い稀なほどの美人でしかも、頭脳明晰。さらに格闘技もすご腕ということになれば、ちょっと出来過ぎの設定かもしれませんが、美しいスカリーさんはピンチに陥ることも少なくないですから、どうにも歯がゆいところではあります。

モルダーも確か日本人に空手でぶっとばされたこともあったはずですし。

スキナー長官は強い

上司のスキナーだけは違います。シーズン2「入植 Part.2」でエレベーターで遭遇したミスターXにヘッドバットからの強烈左ボディフックであと一歩のところまで追いつめます。Xが銃を出しましたけど、無ければKOできていたのではと思わせるシーンでありました。スキナーの体格だとライトヘビーとかミドルぐらいまでいきそうですから、接近戦にはかなり有利なようです。