X-ファイル シーズン7 第10-11話 存在と時間 Part 1-2

長年引っ張ってきたモルダーの妹、サマンサについて決着がつくエピソードです。

視聴者の不満をヨソに(少なくとも私はそうでした)、一人納得し自分の中で完全決着をつけるモルダーさんでした。

★★★★★

しょっぱい脚本書きやがって!くぉーんのやろう!

 

モルダーと妹のサマンサの再会をどこかで期待していた私には、どうにもこうにも・・・え?これで終わり?って

時にはサマンサのクローンで7シーズンも引っ張って来た割には、Part1で初めて出て来た自称「心霊捜査官」ハロルド(「羊達の沈黙に出てた病院の博士。最後はレクターに狙われる)が、重要な役割を担うというのも、何だかなあというのもあるし、何よりも「死亡確定」がダメです。

サマンサ失踪後、同じ場所で過ごしたスペンダーなんてその後は、FBI捜査官にまでなっているのに、サマンサちゃんは死亡ですか?

こんな結末、誰が納得するんだよ!

と、まあもう終わってしまったものに文句を言ってもしょうがないんだけど。

ひとまず、サマンサ問題はこれで終わらせておこう感がありありと・・・・・単純に言ってX-ファイルのエンディングはサマンサとの再会じゃあダメなの?ってしつこく思います。だいたいサマンサ失踪がなければモルダーはFBIに入ることもなかったんですから。

それを他の誘拐事件と一緒に片付けられてもなあと。Part1のいみありげな「サンタの北極村」は?アンバーリンはそこのビデオに映ってはいたものの、そこでアンバーリン、ハロルドの息子、サマンサの失踪が解決したわけでもなく。

モルダーが一人で納得しちゃって、息子が行方不明のままのハロルドは土壇場にきてうろたえて気の毒だし、アンバーリンの両親だって気の毒過ぎ。それに、アンバーリンの母親はPart1で脅迫状を書いてたけど、アレは一体?これは刑務所に服役中のキャシーリーも同じことをやっていたので、何かの共通点があったのかもしれませんが。

 

と、ごちゃごちゃと書きましたがようするに私は、サマンサ死亡が納得いかないという、ただそれだけなんです。

やっつけと言えば悪いんですが、何故唐突とも言えるような幕引きをする必要があったのか。単純に考えて、X-ファイルの結末はモルダーとサマンサの結末で何か不都合でもあんの?というところですね。