クワンティコ FBIアカデミーの真実 第13話 恐怖の足音

Dlifeで放送中のクワンティコ FBIアカデミーの真実 第13話「恐怖の足音」の感想です。

★★★★★

このドラマの特長でもあるんですが、現在と過去のひんぱんな切り替わり。今回はナタリーが爆弾を巻かれているので、そんな緊迫した流れから、唐突に「お気楽アカデミー」的な場面に切り替わってしまうと、「そんなのいらん!さっさと捜査をすすめろ!爆発したらどうする!」といつも感じる「アカデミーはアカデミーであとでまとめてやってくれればいいよ」感を特に強く感じました。

レックスの無実が証明され、FBIに復帰できてからは、どうも面白さの質が変わって来たような印象。いい方か悪い方かといえば、残念ながら悪い方です。12話以降はガラっと変わりました。

レックスに逃亡生活を送らせておけば良かったのに!って言ってもしょうがないですけど、逃亡生活の時は本当に面白かったので今の流れはちょっと残念。

今回のポイント

前回の予告で予想は出来てしまいましたが、ナタリーまさかの殉職。そのせいか、今回はやたらとナタリーが可愛かったり、カッコ良かったりしました。

ただし衝撃的な事件の割には捜査はほぼ進展していません。容疑者候補として、同期のメンバーから「アレックスが入学した日にアカデミーにいた人全員」に変わったぐらい。つまり余計ややこしくなってしまった。これで私が真っ黒と予想するリアムも容疑者に入りました。

真犯人の電話の声はケイレブのようにも聞こえますが、いくらでも偽装できるでしょうし、いくら何でもそれだとわかりやす過ぎるので、ここはスルー。他の声も混じっているし、声優さんの都合でしょう。

どうしても気になる!という方は(そんな人いないと思うけど)Dlife公式サイトの見逃し配信で「字幕版」も配信されていますから、オリジナルの英語で確認してみてください。よくわかると思います。

ナタリー殉職

一度はナタリーの身体に巻かれた爆弾の解除に成功はしたんですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

だけどあれならもしかしたらアレックスが爆死していた可能性もあるとは思うんですが、真犯人は常に監視しているんでしょうね。どっかで。

大人の事情とかがあるのかもしれませんが、これは残念。死ぬ必要あった?ってのが率直な印象です。壊れまくりのシェルビーなんかよりもずっと優秀な捜査官なんでしょうし。

レックスよりもはるかに冷静なのがちょっと気になりますが、アカデミーの去り方を見ても死亡はほぼ間違いないかと思います。

今までに死亡したのはエリック(第1話)、クレイトン、イライアス。この3人の共通点はDlife公式サイトの「人物紹介」に掲載されていないこと。

レックス、ライアン、シェルビー、サイモン、ケイレブ、双子、ナタリーミランダ、リアム。この人達が死亡するようなことはないんじゃないかなと、勝手に思っていました。

助けを求めないのは

11話「2発目の爆弾」では、操られていたイライアスに「何故言わなかった。助けられたのに!」と言ったアレックスですが、今回は何故か誰にも言わずにナタリーと二人で捜査をすすめてしまいます。

誰かに言えば監視されていて、問答無用で爆発しちゃうとか?さっさとライアンにでも言ってしまえば良かったのにとは思います。

「ケーサツに話せば人質の命はない」これはもう万国共通の暗黙の了解なんでしょうか。

真犯人はアレックスをどこかで監視しているわけですが、それにしたって今のところアレックスには死なれたら困るはず。だから常にナタリーと行動を共にしていれば、おいそれとは爆発できないと思うんですが、そんなこともないんでしょうか。

全員に真犯人の可能性があるわけで、誰も信用できないのはわかりますが、どうにもこうにも「レックス無理矢理孤立設定」が気になります。

ナタリー爆死後は、生死の確認もせず錯乱状態でライアンの部屋に駆け込むアレックスですが、ライアンだけはアレックスの中で容疑者から外しているんでしょうね。だから、さっさと話せば良かったのに。ただし、ここでライアンと一緒の画像が真犯人からアレックスの携帯に送られてきます。

あの写真が撮れるのはライアンだけ?

単にライアンとアレックスが一緒の画像ではなく、明らかにライアンの部屋に駆け込んだアレックスとライアンが映っている写真。あの距離で写真を撮れるのは「ライアンがどっかにカメラを仕込んでいた」可能性も考えられるはず。窓側から撮られたようにも見えますが、夜だし、ガラス越しにあんなに鮮明に撮れるのかなって。1,2メートルの距離で撮ったような画像でした。

あらかじめ、アレックスが駆け込んで来ることを予想していて・・・。病院がどうのこうのとかで携帯は操作していたし。ライアンはシロだと思うんですが、どうしてもあの「アレックスに撃たれた」(第1話か第2話)発言が気になります。

事務職とはいえ、アレックスがFBIに復帰できた今、あの発言の真意はわからないのかもしれません。一度「アレはアレックスを助けるためのウソだ!」と言うシーンがあったんですけどね。

いくら何でも元恋人を爆死させられないとは思いますが。

ライアン以外だとすれば、
メール確認/ワーム起動→潜伏場所から脱出→ライアン宅で待ち伏せ。となるんですが、ナタリー爆死後、アレックスがライアン宅に駆け込むのを予想できなきゃいけない。それができそうなのはリアム。

ニマ、以前登場せず

イライアス転落の現場にいた、ニマ(多分)があれ以降まったく登場していません。ちょっと気になります。それとケイレブ。

ハンナさん、テロ合同班の主任に

ライアンの元妻、ハンナがテロ合同捜査班(ナタリーも所属)の主任に就任。初仕事(違うかも)は「嫌いだし、尊敬できない」アレックスを事務職に追いやること。

ライアンの気持ちを利用しやがった!ので嫌っているようですが、それだけで、爆破テロとは関係ないような方ではないかと思います。

アカデミーの動き

アカデミーは大したことやりません。とは言ってもかつての「水中拘束訓練」でのアレックスの何気ない怪我が後で割と重要になってきたりとかはあるんですが。

1ヵ月先輩とも馴染んで、まあまあ面白くはありましたが、メチャメチャ面白い!というほどではないです。

どうしても、「そっちはいいから、現在を進めようや」というのが感想。ひとまず、アメフト男と中国系女性がそこそこいい奴だってのはわかりました。

 

スペイン語レイエス(X-ファイル)がカッコいいですけど、だからと言って、申し訳ないんだけどビジュアルでシェルビーと張り合うのは本当にやめたほうがいいと思います。あのシーンはギャグとしか思えません。

アカデミー時代で面白かったのは、時限爆弾研修の回。ああいう緊迫感のある面白さっていうのは、ここしばらくお目にかかっていません。

双子のレイナ(妹・優秀・古風)に少し怪しい動きがありましたが、多分ミランダの息子のチャーリー関係ではないでしょうか。ニマ(姉・成績悪・現代風)とは違い、少しチャーリーと意気投合していたし。

アメフト男の彼女は数年前にシカゴで銃撃戦に巻き込まれて死亡していたことが、アレックスとの会話で明らかになります。これが謎の「シカゴの一件」なんでしょうか。当時の現場の写真にはリアムが映っていました。

作戦は失敗し、ライアン一人が上司の失敗(リアム)を負わされたってやつ。「おれの失敗はあの時黙っていたことだ!」とライアンがリアムに詰め寄るシーンが以前にありました。本当だとすれば、テロは防げない、民間人を死亡させる、研修生に手を出す。こんなのが教官で大丈夫なの?

アンドロイド先輩は、意味ありげに引き出しの底に全員の写真を貼付けて、チェックをしていましたが、これは単にお得意の分析をしているだけのようです。

助平リアムは、アレックスと「新年の話を」とか言いますけど、「あれは過ちだった」とアレックスに返されているので、まあ一度はそんな関係になってしまったんでしょう。

その場面をばっちりとミランダに見られてたし、別の場面では「研修生に手を出せば大問題 いくら私でも救えない」とクギを刺されていました。でもこの辺どうでもいいです。男女関係のもつれとか・・・アメリカの人は好きなのかもしれないけど基本サスペンスにそんなのはいらん!とは思います。

それにリアムはミランダにお情けで拾ってもらったのに、何やってんだか。
でも、私の中ではリアム黒幕度が80パーセントを超えています。最近はあまり怪しい動きはないんですが、過去は消えるわけもなく怪しさで言えば相変わらずのナンバーワン。

シェルビーちゃん・・・

シェルビーちゃんが壊れまくるのは、ケイレブ父との不倫があったから、とは思ったんですが、そんなことはないんですね。この人の壊れっぷりはアカデミー時代から始まっていたようで。

アネアネ詐欺が爆破テロに関与しているとは思えないので、なんとなく見ていたら、何かケイレブ父に頼んで捜査してもらっていることが、進展を見せずイラついてケイレブに当たり散らしているシーンがありました。

いや、アンタそれ個人的な問題なんだし・・・やってもらえるだけありがたいと思わなきゃって。ビジュアル台無し設定。意図がわかりません。