X-ファイル シーズン6 第2話 迷走

Dlife様がまた、土日を除く毎日X-ファイル を実現して下さいました。もうDlife様の方向に足を向けて眠ることなんてできません。世界最高の放送局様です!

シーズン9を早く放送してほしいとか、できればシーズン6じゃなくて4ぐらいからやってほしいとか、そういったフザけた不届きなことを考える輩がいますが(私です)、今は再び平日毎日X-ファイルの幸せを楽しみたいです。

★★★★★

さて、X-ファイルでは定番の「スカリー危機一髪」ではなく、今回は「モルダー危機一髪」でした。

緊迫感もあり、でもモルダーが人質になったとはいえ、相手は凶悪殺人犯でもなく、話が進むにつれて多少心を通わせるようなところもあって、いいエピソードでした。

今回のポイント

モルダーと、モルダーを人質にとった犯人クランプが多少なりとも心を通わせて行く様子。私はここが良かったと思います。

人質とは言っても、モルダーさんですから、「そろそろ、車から降ろしてくれないか」と言ってみたり、あるいは「黙れ!」なんて怒鳴りつけてみたり。犯人に危害を加えられる可能性というのはまったく感じなくて、そこそこの安心感はあります。

犯人のクランプは、モルダーがFBI捜査官であることを知り、敵意をみせますが、話が進むにつれ、モルダーとの会話の中で段々と信頼感が芽生えてきたようで、そうなるとクランプには是非とも助かってほしかったんですが・・・そうはX-ファイルがおろさないんですね、コレが。

X-ファイルって人が死にすぎるんです。ここは不満。何もこの人まで・・という人まで死んでしまいますから。で、今回で言えばクランプ。モルダーの協力を得て政府を告発するという結末が私の希望的予想だったんですが、まるで違いました。

スカリーが、「唯一」の解決方法をモルダーに知らせた時には「助かるかも」と一瞬思ったんですけどね。

カーシュ副長官

前回から登場したモルダーとスカリーの新しい上司、カーシュ副長官。前回はセリフなしでしたが、今回はスカリーに最低!と言わせるほどに「嫌な上司ぶり」を遺憾なく発揮。まあそこそこの存在感。

あからさまな「敵」というわけでもないんでしょうが、この辺のキャラクターがしょぼいとドラマ全体がちゃっちく感じるので、割とカーシュは良いのではないかと思います。とは言っても早くスキナーには復帰してほしいですけど。