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X-ファイル シーズン9 第3話 ダイモニカス

今回から産休明けのスカリーがアカデミーの教官に復帰。やっぱりX-ファイルには戻りませんでした。あの産休前にドゲットに見せた微妙な笑顔は「ごめん、ドゲット」だったんでしょう。

★★★★★

なんとも・・・シーズン9の最初の2つがかなり良かっただけにコレは一体?と、どよーんとした空気が。

違和感を感じたのが、ドゲット。前シーズンではコウモリ男に襲撃されてるし、ターミネーターもどきも見ているし、あやうくブラックオイルに感染しそうになるし、極めつけは自分が死んでから生き返ってるし。「不思議な事件」の経験をかなり積んで来たにも関わらず、今回はレイエスやスカリーの意見を真っ向否定で現実路線一直前!スカリーはそんなドゲットにいい加減にキレるし。

これは一体どうしちゃったんでしょう。初登場の時は確かにスカリーと激しく対立はしましたが、まだ話を聞くという姿勢はあったのに。相棒は自ら指名したレイエス。捜査に協力してくれるのがスカリー。今は「両手に花のドゲット」なんですけど。

X-ファイル黒歴史に残る事件かも

今回の殺人事件の犯人は精神病院に入院中のコボルト。悪魔が乗り移るのか、本人が悪魔なのか。私にはわかりませんでしたが、結局誰一人として被害者を救えず、さらには入院中であったコボルトに逃走されてしまうという失態。シーズン7の「神のお告げ」もひどかったですけど、これも同じぐらいX-ファイル黒歴史にその名を残す事件と言えそう。

最後は、最初の事件現場に残されていた文字「DAEMONICUS」の意味をドゲットさんが解説してはくれるんですが、すでに事件は終わったあと。「負けた」と言ってましたけど、負けも負け。大敗でした。悪魔を操るのか乗り移るのかわかりませんが、過去に6人も殺害した犯罪者が野放しになってしまったんですから。

コボルトの「ドゲット分析」もドゲットを揺さぶるためのもので、的を得ているとは言いがたい。これならシーズン7「旅」のCSMによるスカリー分析や、シーズン6「クリスマスイブの過ごし方」の幽霊お二人によるモルダー、スカリー分析のほうがよっぽど的確。

脚本を書いた人は、もしかしてモルダー不在の間にドゲットに人気が出ちゃうと困る人?なんて勘ぐりたくなります。

事件そのものの面白さもあるんですけど、それと同じぐらいX-ファイルを取り巻く人間関係の描かれ方が大切だと考える私にとっては、1話完結系のスタートがコレでは・・・と不安を感じるエピソードでした。

最終章ですから、楽しみはとっておくという意味であわてて見る必要もなくて、Dlifeでの放送を待ってもいいんですが、コレでは・・・納得いきませんのであといくつか、動画配信サイトの単品買いで見てみようと思います。いや、ホントもう大詰めなんですからお願いしますよ。