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X-ファイル シーズン9 第2話 リターン・トゥ・ウォーター Part 2

期待していたような謎の解決にはほとんど至りませんでした。解決どころか、謎を増やしてしまったような気もしますが、面白い事は間違いないです。前回も書いたようにシーズン8バブルの終了後、どうお話が進むのかというのがあったんですが、いいスタートと言っても良さそうです。余計な登場人物は増えましたが。

★★★★

モルダー行方不明はカーシュの助言

まず、モルダーの行方不明は実はカーシュの忠告であったことが、ドゲットとの会話の中で判明します。信じがたいようにも思いますが、カーシュが嘘をつく理由もなさそう。
「私を脅している連中がモルダーを殺そうとしている」脅しているのは代替人間なのか異星人なのかわかりませんが、モルダーを狙う理由がわかならくて、謎の差し引きはプラマイゼロ。カーシュは確かに「イヤな上司」ではありますが、根本的なところで「極悪人」ではなさそうです。

シャノンちゃん

前回はフォーマーに追いつめられ、水の中に逃げ込んだドゲットですが、さらに深く水の中に引き込んだのが謎の美人シャノン(無敵戦士)。結果的に人工呼吸でドゲットを助けます。ケバいおねえちゃんという印象だったんですが、すっぴん風のほうがキレイ。シーズン3の「害虫」に出て来たバンビちゃん以来の美人キャラ。次回以降も是非ともご活躍を期待しております

このシャノンですが軍部に利用されたってことなんでしょうか。あるいは意図的に嘘をついたのか。シャノンの説明では、前回シャノンが殺した二人は「政府の実験の関係者だったから」なんですが、実際には二人は実験施設である戦艦の艦長とともに、政府の「悪魔の実験」を告発しようとしていたことがわかります。

悪魔の実験というのは、スカリーにも関係して来ることなんですが、人間の卵子を操作する事で、無敵兵士を生ませようとする計画のことで、次の段階としてシャノンが説明した、水道水に含まれる「クロラミン」の分子構造を変え、無敵兵士を大量に生ませる計画のこと。

面白かったのは、シャノンの話を信用しようとしないスカリーとレイエスに対するドゲットの「なぜ君達は真実を見ようとしない」との言葉。レイエスは一般常識的な観点から(二人も殺してるし)。スカリーは、息子に関係することでもあるから「信用したくない」という思いがありそうです。


でもこの言葉は、これから先ドゲットに確実に巨大ブーメランとなって炸裂しそうですけど。

スカリーの表情はかなり微妙。心に広がる不安を打ち消すように強気に出ているようにも見えるし、「シャノンの話が本当であってほしくない」というようなところもあり、ちょっと痛々しいです。早く誰か解決して安心させてあげてほしい!と思いますが、これがシーズン9のテーマでもあるんでしょうから、すぐには難しいのがなんとも。

やっぱり増える謎と消える証拠

ラストは、軍艦の研究施設に侵入したドゲット、スカリー、レイエス。スカリーは被験者の名前が書かれたものを発見し、自分と息子の名前があるか確認しようとしますが、船には爆弾がしかけられており、粘るスカリーをドゲットがなんとか連れ出し、爆発直前に脱出成功。

ドゲットが停職になりそうになったり、スカリーとスキナーのやり取りから計画的失踪が明らかになったり、今やすっかりドゲットやレイエスとも仲良くなったローン・ガンメンの活躍もあったりと。見所としてはてんこ盛り。

スッキリはしませんが、面白いことは間違いありません。でもフォーマーは余計。こんなの出すぐらいなら、シャノンに出てほしい。ノエルとのバトルで海中に沈みますが、無敵兵士だけにちゃんと復活してたし、これがノエルとの茶番でないことを願います。レイラでも可。