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X-ファイル シーズン8 第17話 秘密

お話は面白いですが、同時に肩すかしも。え?それだけっていう残念な部分もあります。モルダーは7シーズンに渡って主役を務めただけのさすがの存在感。

今回はデッドアライブPart1に出たレイエスが活躍します。殺人事件の現場にレイエスが来たところからスタート。

★★★★★

モルダー、スカリー、ドゲット、レイエスと。今までは基本的にモルダーとスカリーという、男性1名女性1名が中心だったのが男性2名、女性2名でお話がすすむのは今までにはないパターンであり、これは多分シーズン8ならではでしょうから、このお祭り的な雰囲気は楽しめます。もう17話ですからもうちょっとこれが続いてほしいんですけどね。

レイエスさん、それはない・・・

射殺事件の遺体に「幻影」を見たレイエス。以前にドゲットの息子の事件でも同じものを見たことから、モルダーに協力を求めます。この幻影は犯人が捕まらなかったドゲットの息子の事件のヒントに、とレイエスは言うんですが、結局はドゲットの息子の事件に関しては何もなし。ゼロ。

唐突に「もう終わったの」とドゲットに言うレイエスですが、あんだけ意味がありげなことを言っておきながら、それはない。幻影自体に意味が無い事も無く、犯人の妹の娘を守ることができたんですけど。

この唐突な終了のさせ方には、驚きました。ドゲットの息子の事件については今までほとんど触れられることはなかったんですが、何かこう進展があるのではと、期待させておいての「もう終わったの」。いや、ホントこれはない。

それを除けば今後に少し期待を持たせるようなお話でした。まず一つは。

ドゲットとモルダーの関係に少し進展

前回はいきなりモルダーがドゲットを突き飛ばして驚きましたが、多少の進展はありました。冒頭はちょっと険悪な雰囲気がなくもないんですが、終盤ではモルダーの話に耳を傾けるドゲットの姿。

これはスカリーの助言も効いているんでしょうし、同じように家族を失った過去を持つドゲットへの理解というか、そんなのもあるんでしょうね。とは言っても、序盤でレイエスに頼まれてドゲットの息子の事件のファイルを調べるモルダーに激しくドゲットがぶちキレる場面もありましたけど。もう一つは、

スカリーの心遣い

最後はモルダーとスカリーの(体調不良で一時入院が済んで)会話の中でスカリーが「信じる勇気をあなたにもらった。私もそれを誰かに伝えたい」と話すんですが、ここで場面はドゲットに切り替わります。

ぜひとも、今回は心の闇みたいなところも見せたドゲットですが、スカリー先生に信じる勇気を教えてもらっていただきたいものです。「誰か」っていうのはこれはもうドゲットで間違いない。

あんなものを貰って喜ぶ女性はいない

その場面というのは、スカリーがモルダーにもらったプレゼントを空けるところ。冒頭でプレゼントを貰って空けようとしたところで、具合が悪くなって入院しましたから、入院中もずーっとそのプレゼントのことを考えていたそうですが、そのプレゼントというのが、なんとも微妙な表情をした人形。

それを見て「ステキ」と言えるスカリーの大人対応は素晴らしいんですけどねえ。S7「呪い」に出て来た呪いの人形かよって。

あんなものをもらって、喜ぶ女性なんているわけがないです!確かS2「昇天Part3」でも生死の境をさまよったスカリーへのプレゼントがスーパーボウルのビデオだったはず。モルダーのセンスって・・・。

スカリーが「信じる勇気を今度は私が誰かに」なんてなかなか素敵な場面なのに、あの呪いの人形みたいなやつが一緒に映ってしまっては、折角のスカリーの言葉も・・・と。まあ今回はスカリーさんの笑顔がさらに素晴らしかったので良しとします。