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X-ファイル シーズン8 第15話 デッドアライブPart2

モルダーのお葬式からスタート。今回も前回と同じくスカリーとドゲットがかみあわず、対立する場面も。どう見てもドゲットはスカリーのためを思ってとわかるので、それが伝わらないもどかしさはあります。ドゲットは実直ですから、「そこ、黙ってたほうが」という場面でも、正直に話してしまうのが原因。

★★★★★

Part1に引き続き面白いです。前回はイヤというほどスカリーの悲痛さが伝わってきましたが、それも今回があってこそ。疑問はいくつも残りはしますが、やっぱりモルダーの生還はうれしいし、見て良かった!となることは間違いございません。

ドゲットの男気

モルダーの葬儀から3ヵ月後。ドゲットにカーシュから転属と昇進の話が出ます。


スキナーに聞いたわ 昇進の可能性が?(スカリー)
その気はないね 君には迷惑かもしれんが(ドゲット)


ドゲットは転属と昇進の話を断ります。一言で言えば男気。当初の任務は達成したわけですし、いつまでもX-ファイルにこだわる必要なないんですが、X-ファイル残留。驚いたのはドゲットが、カーシュの策略でX-ファイルの閉鎖を狙っているとスカリーに話しても驚くほど反応がない。「あなたの責任ではない」で終わり。それよりもこれから先を考え、転属と昇進を受けることをドゲットにすすめます。あのコップ水ぶっかけ事件で始まった二人の関係ですが、よくぞここまでいい関係を築けたものです。短いけどいいシーンです。

ドゲットとスカリーの対立

モルダーと同時期に誘拐されたビリーマイルズが生き返ったと情報を得て、スキナーはモルダーのお墓を掘り起こすんですが、反対するドゲットはそんな見込みのないことをやって、万が一スカリーに発覚すれば、さらにひどく傷つくことはわかりますから、できれば避けたかった。

で、このことを正直に「ほぼ死亡」状態のモルダーに付き添うスカリーに話してしまう。いや、ドゲットさんそこは黙ってても何の問題もないからって思うんですけど、「僕は墓を掘り起こすのは反対だった」なんてわざわざスカリーに言わなくても。結果スカリーに責められてしまうんです。「君の身体のことが心配だった」ま、これはよくわかる。しかしそれをあえてここで、というドゲットの意図がどうにもわかりません。

生き返ったビリーとの会話を途中退席するドゲットに対し、「何故信じない」とスカリーは言いますが、そりゃあなた、まだ15話。スカリーなんか映画であれだけの体験をしているのに「証拠がないものは・・・」ですからね。スカリーのモルダー化が進む最近ではありますが、モルダーよりもスカリーはどうも許容限度が狭いようにも思います。

モルダーついに復活

どうもこの人が出て来るとつまんなくなりがちなんですが、クライチェック登場。スキナーを例の装置で窮地に陥れますが、まあ結果としてインチキワクチンはともかく、救命装置を外すというスキナーの暴挙によってモルダーは劇的に改善し、スカリーと冗談を交わす迄に回復します。体温を下げるとウィルスが死滅ってどっかで見たなーと思ったら確かS2でそんなのがあったような。

クライチェックがスカリーの出産を阻止したい理由はわかりません。今後明らかになってくるのかもしれませんが、どーもこの人はうさんくさすぎて、何を言ったところで、というのはあります。

ドゲットの表情が意味するもの

カーシュに正式に昇進と転属を断り、逆出世コースのX-ファイル残留を選択するという見事な男気を見せたドゲットですが、病室でモルダーに寄り添うスカリーを見る表情がなんとも・・・「スカリー、良かったな」じゃあないことは確か。それもあるんでしょうけども、なんとも言えない複雑な表情を見せています。あの表情はなんなんでしょう。わかりませんが今後ドゲットとモルダーがどうからんでくるのか、楽しみです。