X-ファイル シーズン8 第6話 レッドラム
身に覚えのない自分の妻の殺害事件で拘留中の男が、移送中に自分が撃たれて死ぬところから時間が逆行していくというお話です。
★★★★★
スカリーとドゲットのドラマが何もない・・・
私としてはまだシーズン序盤だし、スタートで激しく対立したドゲットとスカリーのドラマを見たかった。ここに出て来るスカリーとドゲットは、まったく当たり前のパートナー。ふつー過ぎます。
「爪痕」や「ロードランナー」のように、強がるスカリーと1話や2話とは別人のような器量を見せるドゲット。対立はありながらも、徐々に信頼関係を築いていく。まだまだシーズン序盤だし、コレが見たかったんですけど。
いや、いいんですよ。X-ファイルなんですから。説明不可能な事件もないと成立しませんから。しかしながら7シーズンも主役をやっていた人が消えた後ですから、新任捜査官が着任したからといって、まるで何事もなかったかのようにふつーに進行するのもどうかと。申し上げたいんですね。
お話としてはそこそこ面白いと思います(棒読み)が、主人公の検察官であるマーティンが不正をやって無実の罪で男を起訴したってところがそもそもの発端。しかも起訴された男は自殺してしまう。
つまりこのマーティンは自分の妻を殺してはいませんが、別件で悪事を働いているわけでして、そんなことさえしなけりゃあ、こうはならなかったはず。
主人公のマーティンはどっかで見たような記憶があると思ったら、ターミネーター2でスカイネットを開発したプログラマー。
T-1000役のドゲットさんと再びの共演です。ああ、この人どっかで・・・そういえばT2に出てたっけ!でもそれ以外の記憶ってあまりないんです。しいて言えばスカリーがオメガの腕時計をしていたとか。
次回からは、もうちょっと先入観なしに楽しまないとダメかなあと。Dlifeで同日放送の(AM4:00からですが)シーズン6の再放送「迷走」のほうが私としては、はるかに楽しめました。
Dlifeでシーズン9の発表がありません。シーズン6の再放送は週1で始まっていますが、ひとまずここで一区切りなのかも。月曜から金曜まで毎日X-ファイルという素晴らしい放送局様ですから、是非ともお願いしたいものです。